よくたべよくねてよくあそぶ

一難去って、また一難 ぶっちゃけありえない!!(プリキュア)と思いながら労働している大人のオタク

放課後みたいなお昼休みだった  今週のお題「サボる」

今週のお題「サボる」

 

最近仕事がかなりしんどくて、サボりたい気持ちは満々だけどなかなかサボる時間が取れない。いやまあ、サボらないのは当然だろ!という真っ当な意見はわかるけど。でも精神的にも肉体的にも辛い時は、サボらないとやっていられない時もあった。今までも、そういう時はなんとかうまく時間を作ることで1日の楽しみを作ったりしていた。

 

社会人3年目の後半くらい。特に仕事がきつく、朝から晩まで働き、毎日終電に駆け込んで帰っていた頃。私は同じ部署にいた同期2人と3人でお昼を食べることだけが出社する楽しみだった。こんな楽しみがあったことだけでもすごく恵まれているなと今は思う(弊社の労働環境、テメエは許さん)

もちろんお互い仕事が多かったので毎日ではなかったけど、WEB上でお互いのスケジュールを確認し外出とかませたりして、いつもよりちょっと長めのお昼休みが取れそうなタイミングをみつけると、「め?」とだけメールを送る。これを見て、今日はいけるぞ!!!となったときは「め!!!」で返信する。

この「め」は誰からはじめたか忘れたが、「お昼いく?」の意で使う、自分たちだけの合言葉だった。(なぜ略したのかは思い出せない、、、)

お堅そうな上司にばれないようにしれっとうまく合流して、3人で何を食べるかわいわい喋りながらお店に向かうのは、悪巧みやイタズラを考えてる時みたいでなんだか嬉しくて、楽しくて、その時だけは仕事のしんどいことを忘れられた。みんなでお腹いっぱい食べた後に無駄にコンビニはしごしたり、絶対汁が飛びそうな坦々麺にスーツで挑戦したり、シルバニアの赤ちゃんをお昼ご飯に連れて行ったり、戻りたくない気持ちに比例して全員の会社への足取りがあまりにも重すぎて逆に笑えてきたり。その時だけは楽しくて、当時の自分にとって本当に大事な時間だった。

たいてい出勤後すぐに私が「め??」と2人にメールすると「め!」と秒で2人から返事があった。※お昼休みは私の1日の楽しみなので朝からもう昼休みのことを考えている。

「昼から焼肉だーー!」「イェーーイ!!」と意気揚々と向かった焼肉屋さんで仕事中の理不尽な話や悔しかった話をしながら泣いてしまう時もあった。(お肉を食べ終わった後コーン茶をおかわりしながらたくさん話した。)

 

すごくしんどかった時に、こうして一緒にちょっとだけサボってくれる同期がいて本当に救われていたな、と思う。もう2人とも退職してしまって、私だけが残った。仕事が忙しいとお昼休みに外に出て行くこと自体が億劫になって、昼食を抜いてしまうことも多い。

でもほんとは前みたいにちょっとサボる時間を作った方が前向きに頑張れるかもしれんな〜とこのお題を書きながら思った。2人ともあの時は本当にありがとう。